家庭用脱毛器を使ってみたいけど、痛みが心配という方は多いです。
“キレイになるためには多少の我慢や努力が必要”とはいうものの、誰だってできることなら痛い思いはしたくないですよね。
そこで今回は、痛くない脱毛器ついて、また痛みを感じにくい使い方についてもご紹介していきたいと思います。
このページでわかること
痛くない脱毛器を選ぼう
痛みの感じ方は人それぞれ。脱毛部位や毛の質によっても感じ方は違います。でも、脱毛器によって痛みの度合いが異なることも事実です。痛くない脱毛器選びのポイントをご紹介します。
フラッシュ式は痛みが少ない
家庭用脱毛器には、レーザー式とフラッシュ式、サーミコン式の3種類があります。このうち、痛みが少ないのはフラッシュ式の脱毛器です。
フラッシュ式とは、毛根部分の黒いメラニン色素に反応する光を照射することで、光が熱エネルギーとなり、毛を作る元である毛乳頭やその周辺組織にダメージを与えるという方法です。
レーザー式もフラッシュ式と仕組みは同じなのですが、レーザーは単一の波長で一点に熱を集中させるため、脱毛効果が高い分、痛みも強くなります。一方フラッシュは、複数の波長で広範囲に照射するため、効果はゆるやかですが痛みはあまりないと言われています。
痛いのが苦手、怖い…という方はフラッシュ式の脱毛器を選びましょう。
照射範囲の広い脱毛器なら痛みの時間が短い
同じフラッシュ式から選ぶのなら、照射面積の広い脱毛器をオススメします。一回の照射で広範囲の脱毛ができるため、万が一痛みを感じたとしても短時間ですみます。
逆に照射範囲が狭いと何度も照射しなければならないため、痛みが長く続いてしまいます。
痛くない脱毛器はコレ!
ケノン
さまざまな雑誌やメディアの脱毛器ランキングでも常に上位に入っているケノン。痛みの少ないフラッシュ脱毛器としても大変人気です。
照射範囲は9.25㎠と家庭用脱毛器のなかでも最大級。ワキ脱毛なら数十秒間で完了します。また10段階の出力調整ができるため、痛みに弱い方でも少しずつ慣らしながら脱毛することができます。
ケノンの詳しい情報はコチラから→『家庭用脱毛器『ケノン』の効果は?痛みやデメリットはあるの?』
エピナード
業務用脱毛器メーカーが開発したエピナード。こちらもケノンと同じ10段階の出力調整があるため、様子をみながら徐々に出力を上げていくことができます。また、照射面積も7㎠と大きいので短時間のケアが可能です。
さらに、エピナードには照射口の下にクーリング機能が搭載されているため、脱毛部位を随時冷却しながらケアすることができます。
エピナードの詳しい情報はコチラから→『家庭用脱毛器『エピナード』で脱毛!価格やおすすめ機能は?』
センスエピX
センスエピXの特徴は、「肌色センサー」が搭載されていること。センサーが肌の濃淡を自動で感知し、使用に適さないと判断した場合は照射されないよう安全装置が作動します。
そのため、日焼けした肌や色素沈着した部分に自己判断で照射してしまい、痛みを強く感じたり、ヤケドをしたりする心配がありません。
また、5段階の出力調整が可能ですが、最初の50ショットはレベル1で固定されています。安全や痛みに対しての配慮がされている脱毛器です。
痛みが軽減できる脱毛器の使い方
痛くない脱毛器を3つご紹介しましたが、「痛みがゼロ」ということではありません。そこで次は、より痛みをゼロに近づけるための脱毛器の使い方についてご紹介していきたいと思います。
照射レベルを調整する
脱毛器には、照射レベルを調整できるものがあります。メーカーによって3~10段階ほどと違いがありますが、初めての方は一番弱いレベルから始めましょう。
早く脱毛効果を出したくて、出力を上げたい気持ちはよく分かります。でも、最初に痛い思いをしてしまうと脱毛を続けるのが嫌になってしまいます。
万が一、ヤケドなどをしてしまうと、治療をしたり跡が残ったりして脱毛どころではなくなってしまいます。
痛みは毛が太く濃いほど強く感じる傾向にあるため、回数を重ね毛が細くなってくれば痛みは少なくなります。最初は照射レベルは低く設定し、肌や痛みの様子を見ながら徐々にレベルを上げていくようにしましょう。
正しい方法で冷却をする
脱毛前に冷却をするというのはみなさんご存じですよね。でも誤った方法で冷却をしている方が結構いらっしゃいます。
「脱毛直前に1回だけ冷却」、これは間違いです。実際は1発1発の照射ごとに冷やさなければいけません。
部位や機種によって異なりますが、脱毛には数分から数十分かかります。最初だけ冷却しても、体温ですぐに脱毛部位が温まってしまいます。
ちょっと面倒ですが、1発照射するごとに感覚がなくなるまでしっかり冷やすことで、痛みはかなり緩和できます。ぜひ試してみてください。
紫外線対策を万全にする
日焼けした肌は乾燥しダメージを受けて敏感な状態になっています。そのため照射の際に痛みを強く感じることがあります。
また、脱毛器のフラッシュやレーザーの光は黒いメラニン色素に反応するため、紫外線を浴び大量のメラニン色素が生成された日焼け後の肌に照射すると、ヤケドをしてしまう可能性もあります。
日焼けをした肌、乾燥して潤いのない肌は、通常よりも痛みを感じやすくなります。外出の際は紫外線対策をしっかり行い日焼けをしないようにしましょう。
痛くない脱毛器のまとめ
できるだけ痛みを感じずに脱毛するポイントは以下の通りです。
- フラッシュ式を選ぶ
- 照射範囲の広いものを選ぶ
- 照射レベルを上げすぎない
- 冷却をしっかりする
- 日焼けをしない
これらのポイントに注意するだけで、脱毛時の痛みはかなり抑えることができます。ぜひ、脱毛器を購入する際や使用する際の参考にしてください。